ちょっと気になる東京23区サイクリング ~港区~

2015年09月05日

東京の中でも各国大使館や赤坂・六本木など繁華街が点在し、皇居にも近い港区、観光スポットも点在する港区をレンタサイクルで駆け抜けてみましょう。

■東京タワーから麻布十番~六本木ヒルズ
まずは港区といえば東京タワー。333mの高さを誇り港区と言えども23区、視界さえ開けていればどこからでも見る事が可能です。お台場などの遠方から夜のライトアップされた東京タワーを眺めるのぱとても美しいですが私が子供の頃は建物自体をライトで照らす方式ではなくクリスマスツリーのように電球が灯るだけだったのでイマイチ地味な存在だったように思います。しかも電球が切れたら交換していたので所々歯抜け状態でみすぼらしさを醸し出していました。そんな昭和っぽい東京タワーが今ではカッコよく紹介されている東京の風景には必ず中心に鎮座しています。そんな東京タワーも真下から見上げると圧巻の高さです。人物とタワー全体を一緒に写真に収めるのは一苦労です。試してみてください。「フットタウン」にはレアな東京タワーグッズも販売しているのでおみやげとして貰うには微妙ですが見て回ると楽しいです。

サイクリングの次の目的地は麻布・六本木界隈の庶民の味方、麻布十番書店街。そもそも麻布や六本木界隈に庶民がいるのか疑問ですが六本木ヒルズや大使館のおひざ元。かつてはホリ〇モンなんかも足を運んでいたのでしょうか。テレビなどマスコミで有名なお店やたい焼き、ワッフルなど食べ歩きもできるお店もあるのでサイクリングで疲れた身体にどうぞ。

■ファッション最先端、二つの街を走り抜けます。
六本木けやき坂通りはオープンカフェや一流ブランドのお店が軒を連ねる六本木ヒルズのメーンストリートです。クリスマスシーズンのイルミネーションがとても美しくレンタサイクルで乗り付けて寒さに耐えながらオープンカフェで熱いコーヒーでも飲みながら遠い眼で通りを眺めたら気分はヒルズ族ではないでしょうか。

六本木ヒルズを後にして北へ向かうと国道246号通称青山通りへ出ます。ここは六本木や渋谷より大人の街。自分も早くこの街が似合う大人になりたいと思い続けて半世紀近く・・・すっかり適正年齢が過ぎてしまったように思います。青山通りは道が真っ直ぐで車道も広く自転車で走りやすい道です。そしてなんといってもスポーツバイクが似合う街です。そのせいか街中にクロスバイクやロードバイクが溢れています。ここは中高速で疾走して通りの人の眼を奪ってしまいましょう。もちろん交通ルールは守ってください!
港区はサイクリングスポットが点在してるのでまだまだ走ります・・・

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■神宮外苑へ進んでいきます。
港区神宮外苑。青山通りの「青山二丁目」を北上すると「神宮外苑いちょう並木」です。ここは300mのいちょう並木が有名で紅葉の季節は黄金に輝くいちょうの向うの絵画館を目指して一直線に走り抜ける圧巻のコースです。一本入っただけで青山通りの華やかさとは打って変わって落ち着いた芸術的な雰囲気に包まれます。話はサイクリングから脱線しますが青山通りやいちょう並木は世界的に有名なレースゲーム「グランツーリズモ」のコースにもなっています。テクスチャマッピングというんですかね、現実とゲームの景色はほぼ一緒。自販機まで一緒で一説には家の中のポスターまで同じだという話もあるようで。ゲームでは「赤坂見附」から青山通りの長い直線を300km/hオーバーで走り抜け「青山二丁目」手前で他車とのブレーキング競争で相手をぶっちぎって「神宮外苑いちょう並木」でバックミラーで抜き去った敵車を見て満足するという快感・・・ここを自転車で走るとあの頃このゲームにはまっていた頃を思い出します。今は解体されてしまった「赤坂プリンスホテル」、通称「赤プリ」もそのままの形で表現されています。
ゲームのようにレンタサイクルでは港区の街を飛ばす事はできませんがそのかわり余裕で景色を堪能しながら走る事ができますのでいちょう並木をゆっくり楽しんでください。
また絵画館もいちょう並木を利用して遠近法が使われ実際より遠くにあるように見えるそうです。ここはぜひ紅葉の季節に足を向ける事をお勧めします。

■外国の国賓をお迎えする迎賓館へ!
自転車で港区神宮外苑から東へ向かうとほどなくバブリーな外観の迎賓館が現れてきます。バブリーと書くと良いイメージではないですが、こちらバロック様式で日本らしくないですが本物の国宝らしいです。白い柵越しに見る迎賓館は重厚な佇まいで100年以上も前に建てられたものとは思えないものでこの当時から日本の国力、技術は素晴らしいものがあったのだと改めてびっくりさせられます。また、時期によっては見学も可能なので一度は中に入ってみたいものです。

■旧芝離宮恩賜庭園で一息
港区は広いですね。サイクリングはまだまだ続きます。迎賓館から赤坂、新橋を抜けると浜離宮恩賜庭園に到着します・・・へぇー、自転車に乗っていて気が付いたのですが新橋も港区だったのですね。地理的には納得ですが雰囲気がちょっと違う気がします(笑)それはさておき、浜離宮恩賜庭園は中央区なのですぐ南にある旧芝離宮恩賜庭園で一息入れる事にしましょう。ここは今東京に残る江戸初期の大名庭園の一つです。他に文京区の小石川後楽園もありますね。ここの庭園は浜離宮恩賜公園と同じく潮の満ち引きによって庭園内の池に海水を取り入れて庭園の趣を変えるという動的な庭なのです。港区サイクリングでは華やかさだけでなく昔の人の発想、技術の素晴らしさに触れられる事ができました。
庭園ですがロケーションや日本庭園と言う事もありこじんまりとした浜離宮恩賜庭園という感じでとても穏やかな気持ちになれる場所なので皆様も一度訪れてみてください。JR浜松町駅から歩いてもすぐですが、ここは是非東京サイクリングツアー&レンタサイクルの貸自転車ご利用ください。

■日の出桟橋で港区をあとに・・・
港区というだけあって『芝浦ふ頭』、『日の出桟橋』など船が利用できる場所もあります。今回は日の出桟橋から水上バスに乗ってお台場に向かいます。水上バスは自転車も載せられるので都内の移動にはとても重宝します。料金も自転車込でもお台場まで700円強と比較的安い料金設定なので使いやすいのも魅力ですがなんといっても圧巻の景色が最大の魅力ではないでしょうか。遠ざかる高層ビル群、レインボーブリッジの下をくぐる時のワクワク感、お台場海浜公園の緑・・・乗ってみる価値ありです。

ひと通り港区を当店貸自転車で周ってみましたがまだまだ魅力的な場所は沢山あると思います。自転車ならきっと自分だけのお気に入りの場所が見つかると思います。
港区もレンタサイクルは当店でご用命ください。ご指定の場所にお届けいたします。
紅葉の季節も東京サイクリングツアー&レンタサイクルは元気いっぱいです!(?)