2016年最後のサイクリングツアーを通して思う事
2016年12月14日
今年最後と思われるサイクリングツアーの試走を12月9日、本番を12月11日に行ってきました。
今回はAコースの東京ディズニーリゾート、葛西臨海公園、若洲海浜公園を回るツアーです。このツアーコースは観光というよりはスポーツバイクの走りを楽しむコースとなっており30Kmにも及ぶコースは殆ど車道を走る事もなく信号も2か所という安全で気持ちよいコースとなっており、スポーツバイクが初めてという方におすすめです。
ツアーのしんがりを務めてくれるスタッフが初めて走るコースなのととお客様9名様と多人数の為、念のための試走です。
東京都内の木々は落葉樹の葉が落ち始めているので期待をしていましたがコース上の公園の木々の下にもやはり赤色、黄色や茶色の葉の絨毯が広がっていて綺麗でした。
ロードバイクのレッドが枯れ葉の絨毯にとてもマッチして綺麗に撮れました。
鳥類園ではカワウやカモ、サギの仲間や美しい瑠璃色の毛を纏ったカワセミを双眼鏡で見る事ができました。
本番では8台のロードバイクと1台のクロスバイクでのサイクリングツアーとなりました。
初めてロードバイクを乗る方もおられましたが出発前の基本練習では皆様すんなりと乗る事ができました。
安全に配慮して頂いたお客様としんがりを務めてくれたスタッフのおかげで怪我人が出る事もなく今年最後のサイクリングツアーも無事終える事ができました。
一年を通じて皆さまとサイクリングをしていると四季の移り変わりが手に取るように分かり改めて日本の良さ、東京の良さを実感できました。
葛西臨海公園は開園から25年の歳月をかけて生態系が形成されました。私が小学校や中学生の頃葛西臨海公園がある江戸川区に隣接する市川市に住んでいたしたが夏になると毎日のように光化学スモッグ注意報が発令されていた覚えがあります。そんな最悪な環境から今では東京23区にカワセミが姿を見せるようになっています。”人工的につくられた自然”という一見矛盾を覚える自然でも着実に成長して生態系を形成するようになるんだと自転車を通じて教えられました。もちろん公園を管理されている方々の苦労があっての成長なのだと思います。
また来年、新たな発見をしてサイクリングやブログを通じて東京の魅力を発信していけたらと思っております。